いつものようにコーヒーを飲みながらパソコンでネットサーフィンをしていると、ブログにこんなことが書いてあった。
「1日1記事の更新は必須です。できれば1日数記事アップしましょう。」
「まずはとにかく量です。とりあえず書いてしまいましょう。」
「とにかく、書いて、書いて、書きまくってください。」
まだそんなアホなことを言っている人がこんなにいるのか、、
目の前の「イタいブログ」をみて思わずため息がでた。
最近「ブロガー」とかいう人種の間でもアフィリエイトが流行っている。
その多くは主にGoogle Adsense(通称アドセンス)を使って稼ぐ手法だ。
アドセンス手法はとにかく記事を量産し、PVを稼いで、グーグルアドセンスをクリックさせて広告収入を得る手法。
しかし、肝心の記事の内容はといえば、
「今日は温泉に行ってきました。温泉でもMac bookがあるとこんな風に記事がかけて便利です。あ、この記事もMacで書いてます。」
「ブログを初めて1ヶ月なのでPVが1万を超えた私がやった10の秘策を公開します。」
「○○です。職業は一応ブロガーです。取材や問い合わせはこちらまでお願いします。」
「新型の空気清浄機を試してみてわかりました。これは買いです。なぜなら、、、」
こんな感じのイタい記事が目立つ。こんな記事が誰のために、いったい何の役に立つのだろうか。
こんなゴミのような記事を1日に3つも4つもアップして何の価値を世の中に提供しているのだろうか。
そして、なにより一番感じるのが
「本人は何が面白くてこんなブログを書いているだろうか?」
ということだ。
ゴミ記事を量産して疲れ果てて消えていく自称「ブロガー」たち
あなたもこう思いませんか?
「ゴミのようなお役立ち風日記ブログを運営して広告収入をもらおうなんて、あさはかだ」
と。
芸能人が書いたものならまだしもよくわからない一般人が書いた日記なんて誰が読みたいんでしょうか?しかも、広告収入を狙って書いているからタチが悪い。あわよくばという心理が見え隠れして痛々しいです。
散々つまらない日記を展開した後に「今回この記事で紹介していた空気清浄機はコレです」といって唐突にアフィリエイトリンクを仕込む。
売れっ子芸能人でも今時そんな単純な紹介の仕方しませんよ?
あなたはこんなお役立ち風日記記事を書いて月に数千円程度の収入を得て満足ですか?それで満足なら私も何も言いません。そんなことはないですよね?
本音はこうじゃないですか?
「誰かの役に立つ記事を自分の好きな時に好きなだけ書いて、アフィリエイトで自由気ままに稼ぎたい」
誰の役にも立たないゴミ記事をいくら量産したところで、誰の心にも響きません。それどころか、ネット常に役に立たない記事を量産することは道端にゴミを捨てているのと同じこと。
まさに記事のポイ捨てだ。
こんな手法で稼げるわけがありません。
ビジネスの本来の目的は誰かに価値を提供し、その対価をいただくこと
ビジネスの基本は「相手に何かしらの価値を提供し、その対価をいただくこと」ですね。
お役立ち風の日記記事は世の中に何か価値を提供しているのでしょうか。その結果として対価であるアフィリエイト報酬を獲得できているのでしょうか。
おそらく答えは「No」です。なぜなら、ゴミ記事では誰にも何の価値も提供できないからです。
こんなことを続けていても自分が疲弊していくだけです。そして、「アフィリエイトはやっぱり稼げない」と挫折するのでしょう。95%以上の頭の悪いアフィリエイターたちと同じように。
ゴミ記事を量産するならその労力を使って「誰か」の「役に立つ」記事を書いて対価としてアフィリエイト報酬を獲得したくありませんか?
2時間使って3つのゴミ記事を量産するなら1時間をリサーチに使って残りの1時間で誰かの役に立つ記事を書いた方がよっぽど世の中の為になります。
「100のゴミ記事」よりもたった一つでも情報を探している「ユーザーの琴線(きんせん)に触れる記事」を書いた方が価値を提供することにつながるのではないでしょうか。
そして、そんな記事を「良質の記事」と呼べるのではないでしょうか?
自分への戒めの意味を込めてこんなことを実感したので記事にしました。