【参考記事】
コピーライティングとダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)
具体的なターゲットを決める方法として、
「ペルソナ設定」という方法があります。
ただ、書籍やネット上で一般的に解説されているペルソナ設定は
明らかに間違っていると思われるものが多いです。
ペルソナ設定の本質を分かっていません。
例えば、よくマーケティングの本で解説されてる
ペルソナ設定はこんな感じです。
・どこに住んでいて、
・子供は何人位で、
・どんな家に住んでいて
・どんな仕事をしていて
・何歳位で
・収入はどれぐらいで
・外食費はいくらぐらいで
・家賃はどれぐらいで
こういった情報を元に読者象を想像していきます。
要するに経済的な状況や住んでいる環境がどんな状況か、
これに基づいてターゲットを設定しましょうということです。
ただ、これは間違いとは言いませんが
あまり良い例とは言えません。
どうして良い例と言えないかといえば、
こういった具体的な「生活環境や経済環境の情報」というのは、
その情報がアフィリエイトと関係が有るかどうかの
相関関係をハッキリさせないと意味がないからです。
つまり、どんな家に住んでいて、いくら収入があってというのが分かっても
アフィリエイトで稼ぎたいかどうかは別の問題であることがほとんどです。
アフィリエイトで稼ぎたい人というのは、年齢や性別に関係なく
例えば
・もっとお金が欲しい人、
・仕事が嫌な人、
・自分の力で自由に活きて生きたい人
・主婦の人で子供のためにお金を稼ぎたい人
という人が想定できます。
この人たちは「悩み」や、「欲求」という部分は共通していますが、
どこに住んでいるかや年齢等の条件というのはバラバラですよね?
だから間違ったペルソナ設定をしてしまうとダメなんですね。
ペルソナ設定が大事なんじゃなくて、
その読者が「何に悩んでいるのか?」
という「悩み」を中心にリサーチをしていくほうが
はるかに効率的です。
今回はリサーチについて具体的なノウハウを解説していきます。
ハッキリ言いますが、今回の内容を分かってしまえば
アフィリエイトやセールス、コピーライティングで稼ぐことは
簡単になります。
なぜならこれらの何らかの行動を促す活動は例外なく、
「リサーチが全て」だからです。
それでは早速行ってみましょう!
◆リサーチで大事なのは自分の頭で考えないこと
それはリサーチをするときに自分の頭で考えないということです。
リサーチをするというとついつい自分の頭を使って考えてしまいがちです。
これが失敗の大きな原因です。
しかし、自分の頭で考えている事というのは
「自分の知識」や「自分の経験」をもとにして考えることなので、
「自分が知らないこと」については
全くもって文章に起こすことも、言葉にすることもできないのです。
ではどうすれば良いでしょうか?
1番良いのは具体的にあなたがターゲットとする人に「話を聞く」ことです。
そうすればターゲットが悩んでいる事というのは具体的に知ることができます。
これが1番強力です。
ただこれはインターネット上では難しいですよね?
そんなに都合よくあなたが売りたい商品の悩みを教えてくれる人が与えられるとは思いません。
◆ネット上なら実際に相談されている悩みを見てしまうのが一番手っ取り早い
次に取れる手段としては「Yahoo!知恵袋」や「教えてgoo」などの
「悩み相談サイト」を使うことです。
これらの「悩みの相談サイト」には日々おびただしい数の悩みが寄せられています。
アフィリエイトで言えば
・アフィリエイトって本当に稼げるんでしょうか?
・どうやれば稼げるんでしょうか?
・アフィリエイトで稼げた人を知っていますか?
・アフィリエイトは詐欺ですか?
といった書き込みが目立ちます。
↓ ↓
これらの悩みを見ていくと
アフィリエイトで稼げない人というのは、
「アフィリエイトって本当に稼げるのかどうか」
「アフィリエイトは詐欺ではないか?」
ということを知りたいのではないか?と分かります。
他にも
・どんな方法や、どんな手法がありますか?
といったアフィリエイトの種類を聞く質問も目立ちます。
こういった「Yahoo!知恵袋」や「教えてgoo」などの悩み相談サイトで
相談されている内容というのは、
その相談者1人ではなく、
その他大勢の人が同じ悩みを持っていると考えていただいても
間違いではありません。
目安として、1人いたら100人はいるはずと考えても良いかもしれません。
それは、悩みを持っている人というのは
「必ずしも口に出したり文章にすることができない」からです。
悩みを口に出すほどのことでは無いもしくは、
人には言わないけど悩みを抱えているという人もいますよね?
だからこそ、こういった悩み相談サイトに掲載されている質問や
その回答というのは非常に、非常に大事なリサーチ材料となります。
僕自身もYahoo!知恵袋や教えてgooなどの悩み相談サイトは頻繁に利用しますよ。
どういった回答がベストアンサー、
つまり、1番良かった答えとして認められているのか。
こういったことを知っておけば自分が発信する情報についても、
悩みを解決するような情報発信できます。
様々な「悩み」を解決するための情報発信ができれば
それに興味を持ってくれた人はさらに他のコンテンツを読んでくれる可能性が高まります。
リサーチをするときにはこのヤフー知恵袋のように、
「具体的に悩んでいる人」が集まるところを見つけて、
そこで投稿されている解決方法について調べることが1番手っ取り早いです。
このリサーチを徹底的に行うことによって、あなたがこれから発信していく情報が
鋭く尖ったものになり「読む人の心に刺さり」ます。
◆再掲:コピーライティングはターゲットを想定することが一番大事
つまり、コピーライトティングについてお話ししたときの
「ターゲットを絞る」、「発信する情報を絞り込む」ということにつながります。
【参考記事】
このターゲット絞るというのはすなわちリサーチをして、
「どんな人に」あなたが情報を届けたいのか、
「どんな人に」商品を紹介したいのかということなのです。
このターゲットを絞るということによって
「誰に情報を届けるのか」ということがはっきりして、
その結果興味や関心を持ってもらうことができるのです。
長々とお話ししましたが興味や関心を持ってもらうためには、ターゲットを想定する。
そして、その人にとってメリットやベネフィットがあることを話す。
その人にとってメリットやベネフィットを持ってもらうためには、
その人がどんなことに悩んでいるのかということをリサーチすることが大切です。
そして、リサーチをするには悩み相談の掲示板を使うと簡単です。
もしあなたの周りにあなたが紹介したい商品のターゲットとなるような人がいれば、
その人にはご飯をおごったりお酒をおごったりしてでも話をきくことが1番効果的です。
この時そのターゲットが使っている「言葉」や「用語」、「表現」というのも一緒にリサーチしていきましょう。
あなたがサイトを作る時やメルマガを書くとき、
メルマガ登録用ののLPを書くとき、ブログの記事を書くとき
この時に「リサーチした言葉」を使っていくことによって
ターゲットにとって「なじみぶかい言葉」、
もっと言えば「ターゲットに刺さる言葉」で文章を構成することができます。
そうするとターゲットは「お、この人自分のことわかってるじゃん」と
あなたの話を聞いてくれる姿勢が整います。
姿勢が整うといっても前のめりに聞いてくれるとは限りませんが、
少なくともあなたの話を「少し聞いてみようかな」という程度には
興味を持ってもらうことができます。
◆ターゲットが明確ならコピーライティングは必要ない
そのためにも、このリサーチという部分はおろそかにしてはいけません。
アフィリエイトやメルマガ、ひいてはネットマーケティングで1番大事な事は
この「興味を持ってもらう」という部分です。
つまりリサーチが1番大事なのです。
ここの部分がうまくいってなければ、どんなに素晴らしいセールスレターや
どんなに素晴らしいレビューを書いたとしても
あなたの商品が売れる事はありません。
これは断言できます。
逆に言えばこのリサーチをしっかりとやることによって、
あなたに文章力がなくても、
あなたのコピーライティングのスキルが高くなくても
成約をとる事は難しくありません。
分かりやすい例を一つ挙げますね。
想像してください。
あなたは砂漠で遭難をしていて喉が渇いている人に、
水を売りたいとします。
この時、その水を「コピーライティングの技術」を使って
売り込む必要があるでしょうか?
「この水はフランスの何とか地方という名水が出ると有名なところでとれた100%の天然水です。」
「この水は世界で1番おいしいと言われている水です。」
「この水を今なら期間限定で10名様に1万円のところ、なんと1,000円で販売したいと思います。」
こういった文章は必要ないですよね?
たった一言こう言えばいいですよね
「喉が渇いていませんか?この水よかったら飲みませんか?」
カラカラに音が乾いていれば「たったの一言」でも、
その人にとっては「最も興味や関心を引くことができる言葉」ですよね?
だからリサーチをちゃんとしてその人が言って欲しい言葉や、
その人が悩んでいることを解決できる言葉をあなたが選ぶことができれば
コピーライティングなんて必要ないんですね。
ここは多くの人が誤解をしているところです。
「コピーライティングやマーケティングさえできれば何でも売れる」というのは
大きな間違いです。
この「誰に」という部分の重要さをわかっていない人というのが非常に多いです。
このターゲティングという部分がしっかりできれば、
その後コピーライティングのスキルが高くなくても、
うまい文章を書くことができなくても
十分にセールスは成功しますし、アフィリエイトも成功します。
この「リサーチ」という部分ですね。
ここをしっかりと意識して、アフィリエイトを行っていくようにしましょう。
◆リサーチ方法のまとめ:
リサーチは大事。リサーチで一番強力な手段は実際のターゲットに近い人に
話を聞くこと
→実際にいる人に話を聞くことで、その人が使っている言葉や、
どんなことに興味を持っているかを理解することが大事。
実際にいる人に話を聞けない場合はヤフー知恵袋や教えてgooを使う。
→悩み相談サイトに投稿されている悩みは、多くの人が持っている共通の悩み。
その悩みに答える情報を発信していけば、興味を引くことができる。
興味を引くことができれば、あなたの文章を読んでくれる可能性が
飛躍的に高まる。
◆おわりに:
次回はターゲティングに続きメリットやベネフィットについてお話をしていきたいと思います。
このメリットやデメリットについても誤解をしている人が多いので、
次回もしっかりと解説していきたいと思います。
ひどい人だとメリットとベネフィット同じだと思っている人がいます。
メリットというのはただの「特徴」や「機能」です。
一方ベネフィットというのはそのメリットから得られる、
より具体的なその人にとっての価値です。
「価値」というのは具体的に言えば、
その商品を手にすることによって、その人がどういう状態になれるのか、
どういう悩みを解決できるのか、どういう風にその人の生活が変わるのか
という
「どういう未来を得ることができるのか」
ということです。