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西島隆弘です。
あなたの文章は読まれていません。
ネットの3秒ルール
ネットの3秒ルールはご存知でしょうか?
これはネットの読者は3秒でページを読み進めるかを判断するという一種の例えです。
つまり、ページを開いて3秒で相手に伝わらなければその先を読んですらもらえないのです。
現代社会ではみんな忙しいからです。特にネットでは情報量が多すぎてなんとか工夫してみんなの目に止まらないと読んですらもらえないからです。
この意味が理解いただけますか?
村上春樹氏、東野圭吾氏といった現代の文豪たちは小説の一番初めの文章を一番最後に作るそうです。
一番手間と暇をかけて初めの書き出しだけで何時間も費やすそうです。
これは、ここで読者の興味をグッとつかまないと、その先は読んでもらえないことを知っているからです。
初めにグッとユーザーを惹きつけられないと、いくらその先でいいことを言っても意味がないのです。
西島隆弘の読まれない文章の体験談
私もアフィリエイトを始めた当初はサイトのページビューがなかなか伸びませんでした。つまり、サイトがほとんど読まれていなかったのです。
理由はキャッチコピーやヘッダーの画像を軽視していたからです。
簡単に言えばキャッチコピーやヘッダーの画像を見ても
「どういうサイトか全く伝わらない状態」だったのです。
これは致命的です。
具体的には「英語の教材をレビューして紹介するサイト」なのに、「英語が早く上達する方法」みたいなことを訴えるキャッチコピーやヘッダー画像だったのです。
これでは自分が思っていることや伝えたいことと、ヘッダー画像やキャッチコピーで言っていることとコンテンツがずれていますので、ユーザーはすぐにページを閉じて他のサイトに行ってしまいます。
この説明はご理解いただけますか?
逆にここをはっきりとわかるようにしてからはアクセスがどんどん伸びていきました。成約が取れるようにもなりました。
具体的には英語教材のレビューをして紹介するサイトであれば、タイトルを「英語教材のレビューをして紹介するサイト」や「英語教材比較サイト」といったものに変えました。
また、ヘッダー画像のキャッチコピーも英語教材の悩みに訴えるような文章に変えました。
例えば、本当に聞き流すだけで英語ができるようになるのか?といった言葉を入れてみたのです。
たったこれだけのことですが、ページビューが10倍近くになり、成約も取れるようになりました。
読まれないの壁を超える解決策
3秒ルールは言い過ぎかもしれませんが、私のサイトは、サイトにアクセスして、ヘッダーの画像を見た瞬間や記事の書き出しの文章を見た瞬間に、ユーザーの目を引くサイトになっていなかったのです。
この意味は分かりますか?
あなたのサイトは大丈夫ですか?
ヘッダー画像やサイトタイトルと書いているコンテンツが一致していますか?
「最新のアフィリエイト教材を紹介するブログ」というタイトルだとして、
「アフィリエイトで稼ぐ実践記」を書いていませんか?
これではアフィリエイト教材を紹介するといっておきながら、突然実践記の話をされるようなものです。
一番初めに目に付くサイトタイトルとコンテンツがずれてしまうと、サイト訪問者はページを閉じてしまい他のサイトに行ってしまいます。
あなたのサイトに訪れたひとは何かしらの目的を持っています。しかし、できるだけ効率的に情報を収集したいと考えていますし、面倒くさがりなので、初めの3秒読んだだけで
【このサイトは私にとって関係があるか?】を判断しています。
この私にとって関係があるかどうかが非常に大切です。
ページの初めでユーザーにとって関係がないサイトと思われてしまえばその先を読んでもらえません。
あなたのサイトは読まれていますか?
ヘッダー、タイトル、記事、サイドバー、フッターといった全てのコンテンツを書くときに
この「3秒ルール」を必ず思い出してくださいね。
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