ウェブマーケティング

たった一つの最強のスキル「リサーチ力」

 

前回はコピーライティングで最も大事な部分である

「誰に」メッセージを届けるのか、

 

つまり、ターゲッティングについてお話をしました。

 

 

ターゲッティングとはターゲットを設定すること、

「誰」に「文章(コピー)を届けるのか」を決めること

です。

 

この部分はコピーライティングやマーケティングで

決定的に重要な部分です。

 

◆ターゲットを決めるには読者の気持ちを理解するしかない

 

では、どうやって誰にどういう部分を決めていけば良いのでしょうか?

 

そのために必要なのは、リサーチという作業です。

 

 

リサーチという言葉を聞いたことがありますでしょうか?

リサーチとは日本語に訳すと調べるとか調査をするという意味です。

 

 

調べるとか調査をするというのはつまり、

 

「誰に」という部分で「どんな人なのか」をはっきりさせるために行うのです。

 

 

例えばアフィリエイトの例で言えば、

 

アフィリエイトで稼ぎたい人といっても、

どれぐらいの経験があるのか、

どれぐらいの知識があるのか
今はどれぐらい稼げているのか

 

によってもその人がどんな人かは異なりますよね?

 

・読者さんがどのぐらいの知識や経験を持っているのか

・どんな悩みや不安を抱えているのか、

・商品を購入することによってどんなことを解決したいのか。

・年齢は何歳位なのか

・女性なのか

・男性なのか

・どんな生活をしているのか、

・どんな悩みを抱えているのか

・どんなことに恐怖を感じるのか、

・どんなことを嬉しいと思うのか。

・どんなことに感動するのか。

 

こういうことをどんどん考えていくことがリサーチになります。

 

 

これはマーケティングの専門用語で「ペルソナ設定」という作業になります。

 

ただ、このペルソナ設定は実は注意しなくてはいけないことがあります。

多くのアフィリエイターやコピーライターはここを間違えてしまいます。

 

というか、間違えていることに気づいてすらいませんね。

残念ながら。

 

だから、勘の良いあなたは初めから失敗を避けることができる

今回の方法がどれだけ効果的か分かるはずです。

 

例えば、よくマーケティングの本で解説されてるペルソナ設定は

こんな感じです。

 

・どこに住んでいて、

・子供は何人位で、

・どんな家に住んでいて

・どんな仕事をしていて

・何歳位で

 

こういった情報を元にターゲットの設定をしていくよう勧めていることが多いです。

こういった情報は難しい用語では「デモグラフィック」や「ジオグラフィック」という

用語で解説されます。

 

要するに経済的な状況や住んでいる環境がどんな状況か、

これに基づいてターゲットを設定しましょうということです。

 

 

 

ただ、これは間違いとは言いませんが

あまり良い例とは言えません。

 

 

どうして例と言えないかといえば、

こういった具体的な「生活環境や経済環境の情報」というのは、

しっかりとアンケートなどを取って調査をして、

統計を取った上やらないと意味がないからです。

 

 

つまりどんな家に住んでいて、どんな仕事をしていてということを

具体的に考えていたとしても、そういった人がアフィリエイトで稼ぎたいか

どうかということとの相関関係がわからないからです。

 

生活環境の情報や経済的な情報とアフィリエイトで稼ぐということの

相関関係はほとんどの場合「全く別のもの」だからです。

 

 

アフィリエイトで稼ぎたい人というのは、年齢や性別に関係なく

 

例えば

・もっとお金が欲しい人、

・仕事が嫌な人、

・自分の力で自由に活きて生きたい人

・主婦の人で子供のためにお金を稼ぎたい人

 

という人が想定できます。

 

この人たちは「悩み」や、「欲求」という部分は共通していますが、

 

どこに住んでいるかや年齢等の条件というのはバラバラですよね?

 

 

だから、一般的なペルソナ設定の方法を使うと、

「悩み」や「欲求」にフォーカスすることができないため、

その人に響かない文章を書いてしまう可能性が

非常に高くなってしまいます。

 

ペルソナ設定というマーケティング用語が大事なのではなくて、

 

要するに、アフィリエイトで稼ぎ人を例にすると、

 

アフィリエイトで稼ぎたい人はどんなことに悩んでいるのか?

その悩みはどれだけ深いのか?

なぜアフィリエイトで稼ぎたいのか?

 

という「悩み」からスタートして、

その人を具体的に考えてからターゲットを設定していくと

必ずうまくいきます。

 

◆ペルソナ設定の具体例

 

例えば、アフィリエイトの場合は紹介したい商品があると思います。

 

紹介したい商品はどんな人にとって、価値があるのか。

 

その価値を感じてくれる人に向けて情報発信していけば

おのずとその商品は売れていきます。

 

つまり、「どんな人に向けて情報発信していくか」という事は

あなたが紹介する「商品を欲しい人はどんな人」なのかということを

リサーチしていくということになります。

 

 

ダイエットの例でいえば、

例えば「食品を置き換えるだけで痩せることができるダイエット方法」があるとします。

 

その場合運動したくないけどダイエットをしたい人にとっては

うってつけの商品ですよね?

 

他にもこの食事を置き換えるだけで痩せるダイエット食品が

凄く美味しいとします。

 

 

これは、今までダイエットをしようと思っていたけど、

まずいものを食べて、食事制限をして、ダイエットしたくない

という人に響きますよね?

 

この場合ターゲットとなる人は、

「おいしいものを食べながらダイエットしたい人」になりますよね?

 

 

間違っても「運動して痩せたいという人」では無いはずです。

 

こういう人に「運動すれば痩せる」という情報や、

「運動して痩せる方法」、

 

「運動すれば痩せられる器具」といった情報配信をしたとしても、

全く響きませんよね?

 

どうでしょうか?

 

この意味が分かりますか?

 

ここは非常に重要です。

テストに出ますよ!笑

 

 

それぐらい「誰に」というのは重要なのです。

 

 

◆おわりに

 

 

実は、今回お伝えした内容に加えて

さらに、もう一つ注意していただきたいことがあります。

 

 

それはリサーチをするときに「自分の頭で考えない」ということです。

 

リサーチをするというとをついつい自分の頭を使って考えてしまいがちです。

しかし、自分の頭で考えている事というのは

自分の知識や経験をもとにして考えることなので、

自分が知らないことについては全くもって文章に起こすことも、

言葉にすることもできないのです。

 

このリサーチの注意点と具体的なリサーチ方法について

次回は解説していきますね。

 

今回は以上となります!
 
ではまたー!^^
 
西島

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