
何のためにその記事を書くのか?
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西島隆弘です。
前回の記事ではアフィリエイトの全体像がつかめていないと稼げないという話と、
アフィリエイトで大切なのは成約率を高めることという話をしました。
そして、成約率を高めるためにはターゲッティングを間違えては話にならないという重要なことを話しました。
今回は具体的なブログの「記事の役割と戦略」について書いていきます。
アフィリエイトで書く記事は主に3つの役割がある
くどいようですが、アフィリエイトは次の2つのステップに分かれています。
- 相手に価値を提供して信頼を得る
- 信頼を得てから商品を紹介する
この1が先に来るのがポイントで、価値を提供して信用を得ない限りはあなたの言葉など誰も聞いてくれないのです。
これをアフィリエイトのブログやメルマガに当てはめると、役に立つ、何かしらの気づきを得られるコンテンツを提供して、信頼を得る。
そして、信頼を得てからアフィリエイトをするという流れになります。
そう考えると、
1 信頼を得る記事=お役立ち記事や悩み解決記事
2 アフィリエイトをする記事 = レビュー記事や商品の紹介記事
この二つの役割を持つ記事を書く必要があり、それぞれを明確に分けるべきです。
そして、アフィリエイトで稼ぐためにはもう一つ大切な役割を持った記事を書く必要があります。
それは「アクセスを呼ぶ記事」です。
いわゆるトレンド記事とかニュース記事といったものです。
ユーザーの心に響く記事がかけ、レビュー記事や商品の紹介記事が上手く書けてもアクセスが集まらなければアフィリエイトは成功しません。
以上をまとめると
- アクセスを稼ぐ記事 = アクセス記事
- コンテンツを提供して信頼を得る記事 = コンテンツ記事
- アフィリエイトをして報酬を得る記事 = 成約記事
この三つが最低限必要な記事と考えられます。
この中で一番大切なのはもちろんコンテンツを提供して信頼を得る記事 = コンテンツ記事です。
それぞれについてもう少し詳しく解説していきます。
入口記事とはトレンド記事やニュース記事など旬な話題の記事のこと
アクセスを稼ぐための入口記事は短期間でもいいので話題になったり、長期的に大量のアクセスを見込める記事です。
具体的にはトレンドアフィリエイトやGoogleアドセンスのアフィリエイトで言うところのトレンド記事が入口記事と考えられます。
トレンドアフィリエイトでは、芸能人のゴシップや、その年に知名度が爆発的に上がったもの、テレビで紹介されて検索が大量に行われるものなどを記事にして、大量のアクセスを稼ぎアドセンスなどで報酬を稼ぐ手法です。
トレンドアフィリエイトでは記事の内容が面白いかどうかはあまり関係なく、とにかくライバルと被らずに爆発的なアクセスが見込める記事を量産していくことが求められます。
このトレンド記事をブログに取り入れることで、短期間もしくは長期間にわたってアクセスを呼び込むことができるのです。
コンテンツ記事はお役立ち記事や悩み解決をする記事
コンテンツ記事はユーザーにとって役に立つ記事やユーザーが抱えている悩みを解決することによって、信頼を得る記事です。
アフィリエイターはよくこの記事のことを「教育記事」と言いますが、私は「教育」という上から目線の考え方が嫌いなので、素直に「コンテンツ記事」やお役立ち記事と表現させていただきます。
コンテンツ記事の目的はユーザーの役に立つことによって信頼関係(ラポール)を築くことです。
信頼関係(ラポール)が築けた状態であれば、相手はあなたの話を聞いてくれますので、商品の話をしてもいきなり断られることはなくなります。
究極に信頼関係が気づけている関係といえば「家族や親友」でしょう。家族が何かおいしいものを買ってきてくれたら何の疑いもなく食べますよね?
そして、親友が良いと言っている書籍やテレビ番組があればとりあえず見てみますよね?
これは信頼関係が成り立っているからこそ起きる現象です。
しかし、信頼関係がなかったら、
「何でこの人はこんな商品を紹介するんだろう。私をだまそうとしているのではないか?」
と思われるのが普通です。
対面のセールスであれば、相手の悩んでいることについて直接話を聞いてあげることで、信頼関係を築くことが可能ですが、ブログやメルマガの場合はコンテンツ記事で相手の役に立つことが信頼関係を気づく方法なのです。
成約記事=レビュー記事や商品の紹介記事
アフィリエイトで成約を取る記事と言えばレビュー記事が一般的です。
レビュー記事の良いところは必ずオリジナルなコンテンツとなることです。
つまり、他のブログやメルマガとの差別化ができるのです。
ユーザーは他のものと違う気づきや、他よりも多くの役に立つ情報を得られたときにあなたを信用するのです。レビュー記事の体験談はまさにオリジナルコンテンツなので、他にはないあなただけの情報となるのです。
コンテンツ記事で信頼関係を作れていれば、紹介してくれた商品を買ってみようかなという気持ちになり、商品が売れる可能性があります。
しかし、信頼関係が作れていなければまだ商品の成約には至らないでしょう。
それを判断できるのはアフィリエイトリンクのクリック数や外部リンクへのクリック数です。
アフィリエイトリンクや情報提供用の外部リンクがクリックされなければまだ信頼関係が築けていないということです。
やみくもに記事を量産しても書いても稼げない
あなたの書いている記事はいったい何のために書いているのか?
その答えをもって記事を書いていますか?
もしそうでなければ、一度手を止めてでもその記事の役割を考えるべきです。
その記事はアクセスを稼ぐための記事ですか?それとも信頼関係を気づくための記事ですか?
または成約を取るための記事ですか?
ちゃんと一つ一つの記事がブログ全体でどの役割を持つかという「位置づけ」を考えていますか?
アフィリエイトで稼ぐためには全体像を理解してちゃんと戦略を立てる必要があります。
ここでよく勘違いをする人がいるのですが、「売込みばかりの記事を書いてはいけない」という人がいます。でも、売込みをしないとユーザーは迷ってしまいますよ?
情報は集まるけどいつまでたっても悩みは解決しないので迷子になってしまいます。
商品を紹介する記事は悩みを解決する記事でもあるので、必ずしも売り込みとは限らないのです。
ここは自分の中ではっきりさせておきましょう。
そうでなければいつまでたっても報酬は上がらず、いやになってブログを閉鎖する羽目になってしまいます。
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